コーヒーの香りが教えてくれること

長期投資を楽しみながら続けている方は節約を楽しんでいることを感じています。また、総じて相場を見ている時間が少ないように思います。

この記事でわかること

• 「ほったらかし投資」とは何か？
• 一度ほったらかしたら、相場に頭をなやませないこと

長期投資の続け方、楽しみ方

節約は楽しい

かつての社畜時代の名残で、節約することはめんどくさい、時間の無駄、かっこ悪いことと思っていました。しかし、投資を続けるには節約が必要であることを実感するに伴い、節約することに頭を使ったり、節約のアイデアを先輩ブログより拾い出したりすることを楽しむようになりました。

仕事のやり方も変わりましたし、休憩時間も妻のお弁当を感謝して食べるようになりました。

最近の一番の贅沢は昼休みのあとに障がい者施設で淹れてくれるコーヒーをマイカップでいただくことです。

相場を見る時間

長期で投資を考えている方のブログほど相場を見ていないように感じます。

実は、いろんな方や本に接して「できるだけ相場は見ない方がよい」ということをよく言われていました。ただ、自分の資産が増えていくのを見るのがいつの間にか趣味ととなり、相場が荒れれば心が折れるの繰り返しだったと思います。

私が積立投資を始めるきっかけとなったのは水瀬ケンイチ氏の『ほったらかし投資術　インデックス運用実践ガイド』でした。
５年前ほど前に読んで、大きく衝撃を受けました。

今でも人生を変えてくれた本と思っています。同時に「これなら私もできる」と確信をもって、積み立てを始めたことを覚えています。

インデックスファンドを積み立てていく投資方法は、運用中はファンドを保有してじっとしている時間が長くなります。いわゆる「ほったらかし」の時間です。
読者にはこのほったらかしの時間で、人生を大いに楽しんでください。仕事に生きるもよし、趣味に生きるもよし、家族とのふれあいに生きるのもよし、とにかくQOLの向上に役立ててほしいと思います。相場のことで頭を悩ます時間は短ければ短いほどいい。そう思います。

相場を見る時間を減らすことで、これまで見えてこなかったものが少しずつ見えてくる・・そんなことをマイカップからたちあがるコーヒーの香りがおしえてくれています。