医療費を節約して投資資金を増やす その4
いつ・どれくらい必要か読めない医療費に挑むシリーズ 第4弾
インフレの次は医療費を削減して投資資金アップにチャレンジです。
この記事でわかること
- 「恐れ」「挑む」べき病気と必要なお金
- コントロールできる病気と医療費がある
「恐れ」「挑む」べき病気たち
投資家にとってコントロールできることは徹底的にコントロールすることが必要です。投資で成功した先人たちもコントロールできる
- 税金
- コスト(信託報酬)
には徹底的にこだわり、成功を収めています。
先人にならえば、投資家として「いつ」「どれくらい」かかるかわからない医療費についても、コントロールができるもについてはこだわりたいところです。
「いつ」「どれくらい」かかるかわからない病気だからこそ
- どういった病気にかかりやすいのか、かかりやすい病気でお金がかかるものはどんなものか
- コントロールできる病気はどんなものか
ということについてはしっかりおさえ、病気に対して正しく「恐れ」「挑む」ことが必要かと思います。本稿では
- 「恐れる」べき病気とはかかる確率が高く、かつ治療費が高額なもの
- 「挑む」べき病気とは努力次第でかかる確率をある程度下げることができるもの
とします。そして、これにあてはまるのが「がん」などの生活習慣病となります。
恐れるべき病気
2人に1人が生活習慣病で亡くなっている
日本人の死因の第1位は「がん」です。
「心疾患」「脳血管疾患」と合わせて、日本人の2人に1人は生活習慣病で亡くなっています。
病気と治療費を見える化する
恐れるべき病気たちの医療費
生活習慣病1回あたり医療費を比べたもので、保険適用前の金額となりますので実際に支払う額はかなり少なくなります。
ただ、生活習慣病に1回なっただけで、私たちが一年間にかかっている医療費の何倍の金額が必要になってくることがわかります。
恐れ挑むべき病気たちになる確率
国立がん研究センターによると日本人が一生のうちにがんと診断される確率は
- 男性65.0%(2人に1人)
- 女性50.2%(2人に1人)
一生の内がんとなる確率は公的機関よりデータとして公表されています。心疾患についてはそういったデータありませんが、以下のサイトから計算がすることができます。
心疾患
病気のコストを見える化
将来の病気のコストの公式は
(医療費) ×(病気になる確率)
であり、がん・心疾患・脳血管疾患を押さえておけばかなりの部分が見える化できたと言えるでしょう。
医療費はコントロールできません。しかし、生活習慣病の病気になる確率は
- 健康診断(健診)
- 生活改善
である程度下げることができます。
生活習慣病の医療費は安くはありません。
投資を始める前に、医療費のリスクを下げることは将来の運用計画にある程度の見通しをつけることができるようになると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(過去記事)