ツヤツヤの葉っぱは病気知らず
この記事でわかるバラのこと
- 一季咲きのアルベリック・バルビエについて
- 病気知らず、ものすごい成長力
ツヤツヤの葉っぱ
太陽の光がマブシイです。ツヤツヤの葉っぱが輝いています。我が家に来て最も古参メンバーとなるアルベリック・バルビエです。5年の年月を経て、今では10メートルをこえるまでに成長しています。
成長を続けるつるバラ
アルベリック・バルビエはつるバラの中でも特に巨大に成長する「ランブラー」という種類に分類されます。1株でうちの屋根、生垣、木立、柵・・・庭のあらゆるところに枝を伸ばします。1年目は庭の木立とその近くの窓を覆うだけでしたが、2年目にはもう屋根まで枝を伸ばしていました。3年目には屋根を覆うようになり、3年目の冬には屋根に上って誘引をしました。屋根の作業は大変危険な作業なので、4年目以降はやってはいませんが、それでもどんどん枝を伸ばし、4年目にはついに2階の屋根まで達しています。
昨年、2階のベランダにパーゴラを作りました。今年はそこへ誘引しています。
花は1年に一度だけ
ランブラーは成長を続ける品種です。成長する力を花のために使うのではなく、枝を伸ばすために使います。ですので、花は5月の中旬から初旬にかけて1年に一度しか咲きません。桜と同じで、花の季節になると一気に咲きだし、家と屋根はバラだらけになります。もう1本、ランブラーであるフランソワ・ジュランビルを植えているのですが、アルベリック・バルビエの白とフランソワのピンクの競演が一年に1回の楽しみとなっています。
病気知らずだけど元気すぎる枝たち
ランブラーはとても丈夫な品種です。5年間育てていますが、病気らしい病気に罹ったことがありません。虫にやられたこともありません。
育てやすい品種ですが、枝はどんどん伸びますので定期的な剪定が必要です。夏の盛りに放っておくと庭と家の屋根が密林化します。そして、剪定は高梯子をかけながら夏の暑い盛りにザクザクやる感じですのでかなりの重労働になります。
それでも、この5月、年に一度限りの花を季節を迎えるのが楽しみです。
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アンクル・ウォルターです。こちらもそこそこ巨大になります。
枯れてしまった、バラたちもいます。名優とともに赤バラ「イングリッド・バーグマン」をしのぶ記事です。